DOSA千葉校は、国家資格取得だけを目的とせず、安全な未来を築く人材の育成こそを使命としています。

ドローン運航のためのSMS講習

民間資格

Private Certification

組織全体で「安全を守り抜く力」を構築する
― 現場に根づく“安全マネジメント”の中核を学ぶ1日

SMS(Safety Management System:安全管理システム)とは、個人の注意力や技術だけに頼らず、組織として“安全を仕組み化”するための枠組みです。

航空業界では導入が義務化されているSMS。ドローン業界においても、事故・ヒヤリハットの多発を背景に、その導入はもはや「先進企業の取り組み」ではなく「必須要件」となりつつあります。

DOSAのSMS講習では、単なる知識や制度設計の学習ではなく、以下のような実務で活かせる”安全マネジメントの中核スキルを習得します。

  • 現場スタッフを巻き込んだ組織的な安全文化の醸成
  • リスクを見える化し、予測・予防につなげる
  • 報告・分析・改善のサイクルを作る

本講習は、CRMやチームビルディングで扱った「個人とチーム」のレベルを超え、「組織設計・制度構築・運用マネジメント」に踏み込む内容です。

  • 現場のヒューマンエラーを仕組みで防ぐ
  • 一過性で終わらせない改善の連鎖をつくる
  • 社内に報告と対話の風土を定着させる

こうした行動変容をリードするためには、責任者・管理職・経営層の理解と行動が不可欠です。

  • ドローン業務に特化したSMSモデルに基づいて解説
  • 国際基準・航空業界事例と照らし合わせたリスクアセスメントの技術
  • 現場でありがちな**「形だけの安全活動」**からの脱却法を具体的に紹介
  • 自社SMS設計のたたき台を作成する実務ワークを実施
  • CRM講習やチームビルディングを上位統合する安全戦略の視点を提供
時間帯内容
10:00–10:10開講・講習概要説明
10:10–10:30ドローン産業における「安全」とは
10:30–10:55SMSとは何か、なぜ必要か
10:55–11:20SMSの構成要素とSafety-I/II
11:20–11:50ヒューマンファクターとは何か
11:50–12:00ワーク①:ヒューマンエラーはなぜ起こる?
時間帯内容
13:00–13:20ヒューマンファクターによる事故事例
13:20–13:45THE DIRTY DOZEN(12の原因)
13:45–14:05ワーク②:自社の“Dirty Dozen”を探せ
14:05–14:25リスクマネジメントの基本と応用
14:25–14:45エラーマネジメント
14:45–15:05SMSとCRM・TEMの関係
時間帯内容
15:15–15:35安全文化と段階的成熟
15:35–16:00自社SMS構築のステップ解説
16:00–16:30ワーク③:自社SMS構築ワーク(個人作業)
16:30–16:50講義まとめ・行動宣言フォーム記入
16:50–17:00質疑応答・終了案内

※講習内容やスケジュールは、受講者の状況やご要望に応じ調整可能です。

  • 安全管理責任者・運航管理者・経営層の方
  • 自社にSMSを導入・整備したいが「何から始めればいいか分からない」方
  • CRMやチームビルディングの講習を受け、次の段階に進みたいと考えている方
「“現場任せ”から卒業できた感覚があります」

SMSを学ぶまでは、事故が起きたら“誰が悪いか”で話が終わっていました。今は“なぜそれが起きたか”を組織で考える風土ができつつあります。
(ドローン事業会社/管理責任者)

「ヒヤリハットを“財産”に変える体制を構築できた」

報告書が埋もれて終わるのが常でしたが、この講習を受けてからは、データを“組織の資産”として活用する視点を得られました。
(インフラ点検業者/運航統括)

「安全文化を作る“設計者”としての覚悟が芽生えた」

安全を仕組みにするという視点を初めて得られました。これまで現場に頼りすぎていたと痛感しています。
(物流ドローン企業/経営層)

  • 航空・ドローン業界におけるSMS運用のコンサル経験者が担当
  • 国際基準・日本の制度の両面に通じ、実務に落とし込む指導に定評あり
  • D-LOSA開発・CRM導入支援の第一人者が講義を担当します

29,700円/1名あたり

ご希望の日程に応じて調整可能

オンライン方式

千葉県千葉市花見川区朝日ケ丘5-27-28畑町ビル4階

10名

可(※別途出張費が発生する場合があります)

  • 修了証を発行(安全管理体制のPRにも活用可)
  • 受講後の質問や相談対応(希望者にオンラインでのフォローアップを無料提供)