DOSA千葉校は、国家資格取得だけを目的とせず、安全な未来を築く人材の育成こそを使命としています。

ドローン国家資格の実地修了審査では何をする?二等・一等の流れと、受講前に知っておきたいこと

実地修了審査は、操縦だけを見る試験ではない

ドローン国家資格の講習を検討している方から、よく聞かれることがあります。

「実地修了審査では、実際に何をするんですか?」
「操縦ができれば合格できますか?」
「初学者でも大丈夫でしょうか?」

不安になるのは当然です。国家資格という言葉だけでも少し身構えますし、実地修了審査と聞くと、広い場所でドローンを飛ばして、操縦の上手さだけを見られるような印象を持つ方も少なくありません。

  • しかし、実際には少し違います。実地修了審査で確認されるのは、単なる操縦技量だけではありません。
  • 飛行前に何を確認するのか。
  • 飛行計画をどう理解しているのか。
  • 機体やバッテリーに問題がないかを見られるのか。
  • 飛行後に何を記録するのか。
  • 万が一のときに、どのように報告し、対応するのか。

つまり、実地修了審査は「飛ばせるか」だけではなく、ドローンを安全に運航するための一連の流れを確認するものです。ここを理解しておくと、講習中に何を大切にすべきかが見えてきます。

登録講習機関で受ける「修了審査」とは

ドローン国家資格では、登録講習機関で所定の講習を受講し、修了審査に合格することで、指定試験機関での実地試験が免除されます。

ここで大切なのは、登録講習機関の修了審査も「ただの練習の確認」ではないということです。国家資格制度に基づいた審査であり、確認される内容には明確な考え方があります。

DOSA千葉校で主に対象としている回転翼航空機(マルチローター)・最大離陸重量25kg未満の講習でも、受講者の方には、実技だけでなく、飛行前点検、机上での確認、飛行後の記録、事故時対応まで含めて学んでいただきます。

「試験のときだけできればよい」という考え方では、どうしても動きが不安定になります。講習中の確認、練習中の声出し、点検の順番、記録の残し方。そうした一つひとつを、普段の講習の中で身に付けていくことが大切です。

実地修了審査の主な流れ

実地修了審査では、大きく分けると、机上での確認、飛行前点検、実技、飛行後の点検と記録、事故・重大インシデント時の対応確認が行われます。

最初に行われるのが、机上での確認です。ここでは、飛行計画や飛行条件をもとに、航空法等の法令、安全確保措置、機体の仕様や限界事項などについて理解しているかを確認します。

その後、飛行前点検に進みます。飛行空域や周辺状況、気象状況、操縦者の体調、必要書類、機体、プロペラ、バッテリー、操縦装置などを確認します。ここは、暗記で乗り切る部分ではありません。「なぜその確認が必要なのか」を理解しているかどうかが、実際の動きに出ます。

実技試験では、決められた飛行経路や操作を行います。二等と一等では求められる内容や難易度が異なりますが、どちらにも共通しているのは、落ち着いて、過大な操作を避け、機体の位置と向きを把握し続けることです。

飛行後には、機体の状態確認や記録があります。飛ばして終わりではありません。使用後の機体、バッテリー、異常の有無、記録の残し方まで含めて、運航の一部です。

最後に、事故や重大インシデントが発生した場合の報告や対応について確認されます。ここも、実際の現場では非常に重要です。異常が起きたときに、誰に、何を、どの順番で伝えるのか。その理解が曖昧なままだと、いざという場面で動けなくなります。

二等と一等で、何が違うのか

二等無人航空機操縦士は、国家資格としての基本的な知識と技能を確認する資格です。初めて国家資格に挑戦する方の多くは、まず二等から受講されます。

二等では、飛行前の確認、基本的な操縦、飛行後の点検や記録、事故時対応など、ドローンを安全に飛行させるための基礎が問われます。初学者の方にとっては、ここで初めて「ドローンは、飛ばす前と飛ばした後にもやることが多い」と実感することが多いです。

一方、一等では、より高い水準での理解と判断が求められます。操縦技量だけでなく、運航リスクの捉え方、状況変化への対応、補助者との連携、異常時の判断など、より実務に近い視点が必要になります。

一等だから急に特別なことだけをやる、というよりも、二等で求められる基本を、より確実に、より安定して、より説明できる状態にする必要があると考えると分かりやすいかもしれません。

初学者がつまずきやすいのは、実技とは限らない

実地講習で初学者の方を見ていると、つまずく場所にはある程度の傾向があります。最も多いケースが、機体の向きが変わったときの対応です。自分から見て機体が正面を向いているときは問題なく操作できても、機体が横向きや対面になった瞬間に、左右の判断が遅れることがあります。

これは珍しいことではありません。むしろ、初めてドローンを学ぶ方にはよくあることです。

ただ、そこで焦って大きくスティックを入れてしまうと、機体の動きがさらに乱れます。

少しズレたから、少し戻す。風に流されたから、落ち着いて修正する。この「小さく直す」感覚を身につけるには、ただ長く飛ばすだけではなく、目的を持った練習が必要です。

また、点検でも差が出ます。点検項目を言葉として覚えていても、実際の機体を前にすると手順が飛んでしまうことがあります。

  • バッテリーを見たつもりになっている。
  • プロペラを触ったつもりになっている。
  • アプリ画面を開いても、どこを確認すればよいか分からない。

こうしたことは、講習中に一つずつ修正できます。大切なのは、事前に「実地修了審査では、操縦以外も見られる」と知っておくことです。

DOSA千葉校が受講前準備を重視する理由

DOSA千葉校では、受講が決まった方に向けて、受講前に確認していただきたい内容を案内しています。

理由はシンプルです。限られた講習時間を、できるだけ有効に使っていただきたいからです。

たとえば、DIPSの手続きや技能証明申請者番号の取得でつまずいたままだと、講習内容に集中しづらくなります。
DJI Flyアプリの画面を一度も見たことがない状態だと、講習中に確認する情報量が一気に増えます。
飛行前点検の流れをまったく知らない状態だと、現地で初めて見る項目が多くなり、操縦練習に使える集中力も削られてしまいます。

だからこそ、DOSA千葉校では、受講前の準備を大切にしています。

事前にすべてを完璧にしておく必要はありません。しかし、講習で何を学ぶのか、どこでつまずきやすいのか、実地修了審査では何を確認されるのかを知っておくだけで、当日の吸収度は大きく変わります。

受講前に確認しておきたいこと

これから国家資格講習を受講する方は、少なくとも次のような点を事前に確認しておくと安心です。

  • 技能証明申請者番号の取得状況
  • DIPS 2.0で必要となる手続き
  • 学科講習と実地講習の流れ
  • 飛行前点検で確認する項目
  • 実地修了審査で行われる机上試験、口述試験、実技試験の大まかな流れ

特に初学者の方は、「飛ばす練習」だけに意識が向きがちです。しかし、国家資格講習では、飛ばす前の確認、飛ばしている間の判断、飛ばした後の記録まで含めて学びます。ここを最初に理解しておくと、講習中の見え方が変わります。

合格だけでなく、現場で迷わないために

国家資格の取得を目指す以上、修了審査に合格することは大切です。ただし、DOSA千葉校では、合格だけをゴールにはしていません。

実際の現場では、風があります。
人の動きがあります。
機体の状態も、毎回まったく同じではありません。
確認不足、伝達不足、判断の遅れが、運航全体の不安定さにつながることもあります。

だからこそ、講習の中では、操縦技量だけでなく、点検、確認、声出し、記録、判断の流れも大切にしています。

国家資格は、ゴールではなくスタートです。そのスタート地点に立つとき、ただ資格を取るだけでなく、現場で迷いにくい状態を目指す。DOSA千葉校は、そのための講習を大切にしています。

ドローン国家資格の受講を検討している方は、費用や日数だけでなく、実地修了審査で何を確認されるのか、そして自分がどのような準備をしておくべきかも、ぜひ確認してみてください。

DOSA千葉校では、初学者の方にも分かりやすく、屋外での実地講習を通じて、国家資格取得に向けた準備をサポートしています。

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