「来月からドローンの担当ね。」ある日突然、そんな一言を上司から言われた。正直、焦りました。
経験もないし、そもそもどんな免許が必要なのかも分からない。
でも、断るわけにもいかない。
こうして現場のドローン担当者として新しい役割を背負う人が、今とても増えています。
「とりあえず資格を取っておけば大丈夫」?
多くの人がまず思うのが、「国家資格を取っておけば安心だろう」ということ。確かに、それは第一歩として間違ってはいません。
ただ、実際に資格を取ったあと、現場に戻ってみると・・・
- 風が強い日にどう判断すればいいのか
- 通信が不安定なとき、どこまで飛ばしていいのか
- 周囲の人とどう声を掛け合えばいいのか
思っていた以上に、教科書では答えが出ない場面ばかりだと気づくのです。
資格は必要条件。でも、十分条件ではない。それが現場のリアルです。
現場が求めているのは「飛ばせる人」ではなく「任せられる人」
建設・測量・インフラ点検など、業務の中でドローンを使う場面が増えています。その一方で、会社から見れば「安全に運航を任せられる人」が圧倒的に足りません。
上手に飛ばせることよりも、
「危ないと思ったら止める判断ができる人」
「他のスタッフと声を掛け合える人」
そんな安全をつくれる人こそが信頼される操縦者です。
何にせよ、今ドローン担当に任命されたあなたは、会社にとってとても大切な存在なのです。
その責任を、力に変えるために
DOSA(ドローン・オペレーション・セーフティ・アカデミー)では、国家資格講習を「合格して終わり」にしません。すべての講習を屋外で実施し、風・光・電波といった現場と同じ条件で判断力を磨きます。
さらに全受講者にドローン応急手当講習を無料で付帯(エコノミープラン除く。スタンダードプランは半日間の短縮版)。「飛ばす力」と「守る力」の両方を身につけられる内容です。
多くの受講者が、講習後にこう話します。
「ドローンを飛ばすのが怖くなくなった。」
「現場で声を掛け合うようになった。」
これは、国家資格講習としては珍しい体験かもしれません。でも私たちは、これこそが資格を活かすということだと考えています。
「自分なんかにできるのか」と不安な方へ
安心してください。DOSAに来る方には、まったくの初心者からスタートした方がたくさんいらっしゃいます。操縦経験ゼロでも、ドローンを触ったことがなくても構いません。
大切なのは、「任された責任に応えたい」という気持ち。その想いがあれば、講師が一人ひとりのレベルに合わせて丁寧にサポートします。
資格を取ることがゴールではなく、「任された現場を安全に回せる自分になる」ことを、私たちは一緒に目指します。
DOSAが考えるドローン担当の責任とは
責任とは、プレッシャーではなく信頼の証です。誰かがあなたを信じたから、その役割を任された。だから、その信頼に応えるために、学ぶ。DOSAは、そんな現場の思いを理解する講習機関でありたいと思っています。
ドローンを安全に飛ばすこと。
仲間の安全を守ること。
それが、結果的に「会社の信頼」につながります。
まとめ
ドローン担当に任命されたときの不安は、誰もが通る道です。でも、その不安を準備と学びに変えれば、
現場を支える大きな力に変わります。
「ただの操縦者」ではなく、「信頼される運航者」へ。
資格と一緒に、あなたの自信も育てていきましょう。