後悔しない登録講習機関の選び方
国家資格制度が始まり、ドローン講習を行う「登録講習機関」は全国で800を超えました。しかし、これだけ増えると「どこを選べばいいのか」が分からなくなるのも当然です。料金・日数・場所はもちろん、カリキュラム内容もそれぞれ微妙に違います。
実際、講習を受けた後に「思っていたのと違った」「現場では全然役立たなかった」という声も少なくありません。
今回は、後悔しないスクール選びのために押さえるべき3つのポイントを、現場視点で整理します。ただ国家資格だけが欲しい方は、お時間の無駄になってしまいますのでそっと閉じて頂いて構いません。
屋内だけで終わらない「現場感」があるか
ドローンを飛ばすのは屋内ではなく、そのほとんどが屋外。風・光・ノイズ・通信環境といった外的条件が、安全運航の判断を大きく左右します。
ところが、多くの講習機関では天候リスクを避けるために屋内練習だけで完結してしまいます。この環境では、実際の運航に必要な判断力が養えません。
講習を選ぶ際は、屋外で実習を行っているかどうかを必ず確認してください。多少天候に左右されても、現場の緊張感を知ることが、最終的に安全を守る力につながります。
教えるのは「制度の先生」か、「現場の人」か
講師の経歴も、スクールによって大きく異なります。教科書の内容を教えることは誰でもできますが、実際の現場で運航を経験してきた講師の言葉は、説得力もリアリティも違います。
たとえば、風が強い日の判断、電波干渉時の対応、クライアント対応での安全説明。これらはマニュアルではなく、現場でしか得られない知見です。
国家資格を「現場で使える資格」に変えるためには、実務経験のある講師が在籍しているかが最も重要な判断基準になります。
操縦だけでなく「安全」を教えているか
資格制度の目的は、操縦技量の証明です。しかし、現場で本当に大切なのは「どう飛ばすか」ではなく「どう安全を守るか」。
ドローン事故の多くは、技量不足ではなく確認ミスや連携不足から起こります。そのため、講習の中で安全管理や応急手当、チェックリスト運用を教えているかは極めて重要です。
DOSAでは、国家資格講習に「ドローン応急手当講習(短縮版)」を無料付帯しています(エコノミープラン除く)。
これは、万一のときに動ける人を育てるため。資格と同時に、安全を仕組みで守る意識を育てます。
スクール選びは「最短」「最安」より「最適」を
国家資格は一生モノ。合格までの早さや安さよりも、「現場で信頼される力が身につくか」を基準にしてください。講習は一度きりですが、その後の運航には何年も関わります。どうせ学ぶなら、ただ「受かる」だけではなく、「選ばれる人」になる講習を。
DOSAの国家資格講習は
- 全講習を屋外実施(実務環境を再現)
- 現場経験者による少人数指導
- 応急手当講習を無料付帯
資格はゴールではなくスタートです。DOSAは、合格のその先にある「現場で使える安全運航力」を育てます。